「イメージ・メイキングを分解する」展が始まります

弊社で企画編集をお手伝いした「イメージ・メイキングを分解する」展が、8月9日から東京都写真美術館で始まります。

イメージ・メイキングを分解する

「イメージ・メイキングを分解する」展 @ 東京都写真美術館
2022.8.9(火)— 10.10(月・祝)

「イメージ・メイキング」と聞くと、機器で投影される映像技術が想像されますが、われわれの心象に浮かぶ風景もまた「イメージ・メイキング」です。
本展示では、この「イメージ・メイキング=イメージの生成過程」に着目して、正真正銘のデッドメディアと言える貴重な過去の映像装置から、美意識をコンピューターに委譲した記念碑的な作品である1972年の『アート・エクス・マキナ』、木本圭子さんの作品群とその制作プロセスを記述したノート、藤幡正樹さんの『ルスカの部屋』の再演、タマシュ・ヴァリツキーのスペキュラティブな作品まで、さまざまな場所と時間におけるイメージ・メイキングという営みを分解して楽しんでもらえるような設えになっています。
ぜひお時間あるときに、会場まで足を運んでみてください。

また本展示に合わせて、木本圭子さんのエッセイ「野生の秩序、散歩の途中」を、弊社メディアのÉKRITSにて公開しました。
こちらのテキストは、図録や展示会場でもご覧いただけます。
ÉKRITS: 木本圭子「野生の秩序、散歩の途中」

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